そんな生活じゃない

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[ネタバレ無し]それでも俺は「キングダム」を読むことをおすすめする

世の中には二種類の人間がいる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

キングダムを読んでいる者と、そうでない者だ。

 

 

 

言うまでもなく、私は「キングダム」を読んでいる人間であり、読んだ、読んでしまった罪深き人間の一人として、読者を増やさねばならない。原先生のためだけではない、自らのためにもだ。

 

 

 

 

 

読んでいない人たちの多くがこう言う。「絵が苦手」「巻数多すぎ」
「読みたいんだけどなぁ」、、、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はやく読め

 

 

 

 

 

といっても、きっとあなたは読まないだろう。そこでこの記事は「キングダム」が好きな私が「キングダム」を読んでない人に向けてささげる。

 

 

 

 

まず「キングダム」とは何かということを説明しておかねばならない。
「キングダム」は最高のマンガである。それ以上でもそれ以下でもない。
wikipediaさまに頼ることにする。

 

 

 

 中国春秋戦国時代を舞台に、大将軍を目指す少年・と後の始皇帝となる秦国の若き王・政の活躍を中心に、戦乱の世を描く。

 

これでもかというほど短い説明だが、だいたいこんな感じだ。
的を得ていると思う。しかし、キングダムを読んだ者の意見は「確かにそうなんだけどさ、、もっとあるじゃんいろいろ」といったものだと察する。そうであってほしい。

 

さて、正直に言ってキングダムを読んだものの意見などここではどうでもいい。
私がここで大切にしたいのは「キングダムを読んだことのない人」である。

 

この記事はそんなあなたへ向けて書いたものだ。

 

 

手始めに私と「キングダム」の出会いについて説明しておこう。高校一年のころ、私はキングダムという作品があることを知ったが、「絵があまり好みじゃない」「中国の歴史とか興味ない」とか今思うと、オイオイと思うようなことばかり考えていた。
しかし、時も経てば人間誰しも意見は変わる。私の意見も二年の時を経て変わったので、「キングダム」を読むことにした。恵まれたことに漫画を物凄く集めている友人がいたため、貸してもらった。

 

買えば結構する。)

 

 

授業中にも読んでしまうほどドはまりした挙句、脳内にあるボキャブラリーリストが「ヤバい」のみになってしまった。他のなんの感想も出てこない。ひたすら「ヤバい」のだ。一瞬で言葉遣いがよくない若者1位である。

 

 

 

 

 

 


これまである程度の漫画を読んできた。もちろん読んでない有名な漫画もある。しかし、現状、私の中の「マンガ大賞」の暫定1位は「キングダム」である。ダントツでだ。

 

 

 

 

 

中学でも高校でもはたまた大学、社会人でも、友達との会話の中で、マンガが話題になることはよくあることだ。マンガをきっかけにして友達が増えていくシーンも多くあるだろう。マンガの話題になって「キングダム」の名が出ることは珍しくない。なぜなら、そこにそれを読んだ者がいれば、必然的に言うだろう。

 

 

「キングダム読んでる?」

 

 

当然だ。私もよく言う。言わないといかんという使命感にまで駆られる。それほどまでに熱い作品であり、あなたとこれを共有したいのだ。「読んでる!」の答えが返ってくればもうそこにいるのは、ただの友達ではない。共に戦った「戦友」である。数多の戦場を駆け巡り、共に笑い、共に涙を流した紛れもない「戦友」だ。

 

 

 

 

ここまでで分かるかと思うが、キングダムを読んだものは確実にどこかおかしくなる。
これは私だけかもしれないが、とりあえず夢が「大将軍」になる。もちろん、いたってまじめだ。人によれば「参謀」になりたいものもいるだろう。私はそんな同志を応援したい。

さて、ここからは少し置いてけぼりを食らっているであろう「キングダムを読んでいない者」に向けて、「キングダム」の魅力を伝える。

 

 

 

 

 

 

 

 

ストーリーが半端じゃなく面白い

言わずもがなではあるが、ストーリーが超絶に最高に面白いのだ。フィクションの部分もあるが、「キングダム」は司馬遷の「史記」を元に描かれている。「キングダム」のあらすじは先に述べた通りである。主人公は信と呼ばれるこの男である。

 

 

 

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(キングダム 26巻より)

 

 

 

見るからに血の気の荒い感じの男であり、その通りだ。この画像では26巻なので信の顔つきも大人びてきて、たくましくなっているが、もっと若い巻では幼さが見える。特に一巻の表紙と比べると全然違う。画力の向上もあると思うが、共に成長している感を感じてしまう。何を言おう、「キングダム」読者はこの「信」と共に戦場を駆け巡ってきた。最高に熱い主人公だ。

 

 

 

 

しかし、「キングダム」は信を中心に物語が進むというわけではない。「政、主人公だったっけ?」と思わせるほど、政が活躍するときも存分にある。基本的には大きな戦が起こり、ストーリーが進んでいくのだが、その展開のテンポの良さが半端なくいい。熱いシーンと驚きのシーンと感動のシーンが次々と読者を襲い、あっという間にボキャブラリーを失う。

 

 

 


私が「キングダム」を読んでいるときに、とても好きなのは戦術についての説明である。

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上は慶舎の戦術である。「慶舎」とは「趙」という国の将軍だ。一言で言うと、賢くて強い。

 

毎回の戦で、腰を抜かすほどイケてる戦術をこれでもかというほど見せつけてくる。これが読者の夢を「参謀」にする理由の一つであるに違いない。

 

 

このような戦術の説明の後に待つのは、その目で確かめて欲しい。

 

 

 

 

さて、

そんな史記の時代にこのジパングで我々の先祖が何をしていたかというと、これである。

 

 

 

 

 

 

 

バーン田植えHAPPY!! イェーーーーーーーーーーーーーイ!!!!!!!

 

 

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稲刈り&田植えin rice fieldである。大賞は取れない。

 

 

 

 

 

「キングダム」を読むことで、多少歴史の流れが分かるようになる。始皇帝である政の目的は「中華統一」であり、秦がどう領土を広げていくか、他の国が何なのかなどは理解できるようになるだろう。しかし、春秋戦国時代は学校の社会の授業では一瞬で終わってしまう場所である。周りから見れば、始皇帝で興奮する輩は変態以上の何物でもなく、社会の授業で出番はないだろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

キャラクターが超絶にカッコいい

 

 「キングダム」ではキャラクターが最高にカッコいい。たくさんいるお気に入りのキャラクターから何人か紹介したい。まず一人目は「謄(とう)」である。秦国の武将であり、実写化するなら大泉洋だ。(異論は認める)

 

 

 

 

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「王騎」という秦国でも伝説級に強い武将の右腕だ。ユーモアに満ちたセリフと姿にそぐわないほどの強さでファルファル敵を葬り去る。

 

 

 

 

次に紹介したいのは「王翦」である。このマスクのような面を被った男だ。

 

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何を考えているか分からないキャラクターだが、そこが最高にカッコいい。最新の「キングダム」でも彼に注目が集まっているため、嬉しい。彼は知力がめちゃくちゃ高いキャラであり、読者を驚かせる戦術を連発する。最強のキャラクターだ。

 

 

 

 

 

そんな素敵なキャラクターがたくさん登場する「キングダム」だが、素敵なキャラクター達もちゃんと死んでしまう。 すでにボキャブラリーを失った読者も言葉を失うようなシーンが多々ある。まるで現実に起こる出来事のごとく、読者に大きな影響を与えるが、そんな漫画を読めること、幸せ。

 

 

 

 

世の中には「キングダム」を読んでいる者と、読んでいない者がいると言った。

 

 

 


「キングダム」を読むことで、成績が伸びるわけでも、恋人ができるわけでもない。しかし、少なくとも何か読者に影響を与える力をこの作品は秘めていると思う。「信」と、その他にいるたくさんの魅力的なキャラクターと、数多の戦場を共にする喜びを味わってほしい。

 

 

夢が「大将軍」になっても責任はとれない。